トイレを失敗しちゃう犬
「わざとトイレじゃない場所でする」
「愛犬がなかなかトイレの場所を覚えてくれない」
「よく失敗して掃除が大変」
「家の中がオシッコ臭い」
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
また、トイレに関する悩みや困りごとは、掃除の大変さや臭いにも悩まされるため、飼い主はストレスが溜まってしまいます。
Heart Linkアカデミーにも、トイレに関するご相談は非常に多く寄せられますが、その中でも一番多いお話しは『わざとオシッコを外す』ことについてです。
動物病院や訓練所、トレーナーの方がにも話を聞くと、犬はわざとオシッコをするということを当たり前のように話されます。。
では、本当に犬はトイレを失敗しちゃうのではなく、「わざと」オシッコを外すのでしょうか。
言葉の意味そのまま、故意にその場所で排泄しているということになります。
そもそも、犬にとっての排泄の目的は
- 生理現象
- マーキング(情報伝達)
- 体調の変化(病気)
- エナジーの解放(不安解消)
などが挙げられますが、そのほかにとても大切な役割があります。
それは「意思を込める」です。
飼い主に対して、伝えたい・伝える必要があるメッセージが込められている、ということです。
トイレでは無い場所にわざと排泄する目的は犬によって様々ですが、多くの場合、犬が何を伝えようとしているのかが明確になることや、そのメッセージによって飼い主側の愛犬に対する視点が変わっていくと、トレーニングがスムーズになり解決のスピードがアップするのは、よくあることです。
一般的な情報をもとに根気強く躾に取り組んでも、一進一退になるという経験をされる方が多いのは、犬との本当の意味でのコミュニケーションにボタンの掛け違いのようなことが起きているからなのです。
また、愛犬が排泄をする際に「意思を込める」ことを飼い主が許容する現状があることも、見逃せない理由のひとつです。
一生懸命トイレトレーニングに取り組むため、粗相を許しているなどという自覚は無いものですが、
- だまって片付ける(掃除する)
- 排泄のタイミングでトイレに連れていく
- 排泄の合図をおぼえさせる
このような行動を、解決に至らないストレスを抱えながら”継続して頑張る”のは、排泄をする事実を受け止めているエナジーが、そのまま犬に伝わっている=犬が意思を伝えようとしていることが伝わっているという図式になる場合もあるのです。
ハートリンクセッション®︎において犬がわざとトイレを外す理由を聞いたのち、伝えたいことが伝わったことによって、わざと外すという行為が無くなったり、まだチャレンジはするものの、飼い主さんから愛犬へかける言葉が的外れではなくなると、ここで排泄をしても意味がないことを理解し、トイレ以外の場所で排泄をしなくなるなど、短期間で改善に向かう
ことはとても多いことから、愛犬との行き違いが少ないコミュニケーションをとることが、どれだけ大切なことかということがわかります。
あなたの愛犬が、もし「わざとトイレを外す」のであれば、どんな気持ちを伝える必要があるのかを知ることをお勧めいたします。
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