犬がご飯を食べない時ってどんな時?
\うちの犬は食べることが大好き!/
そのように愛犬のことを紹介される方が、どんどん増えてきています。
また、動物も家族の一員であるという考え方が当たり前になっている昨今、人と同じように美味しいと喜ぶものを食べさせたい!という飼い主の要望を叶えるべく、様々なご馳走が買える時代になりました。
しかし、そのような中でも、何をやっても何をどうしても「食べたがらない」犬が存在します。
「食べることは生きること」
このような価値観をもっていると食べることは重要であると考えるため、愛犬がしっかりと食餌をとらないと悩みは深刻になっていきます。
では、なぜ食べたがらないのでしょうか。
その理由は
・お腹がすいていない
・食べたいものが違う
・好みではない
・体調が悪い
・構ってほしい
犬に聞いてみるとこのような理由であることが多いですが、実際には心のフタを開けてみると飼い主のエナジーに大きく影響されているために起きていることがほとんど。
もちろん、隠れている疾病があったり、自分の感覚を信じて調整しながら食べる(食べムラがある)犬もいるため、すべてがそうとは限りません。
もし体調に何も問題がないのであれば、愛犬との関わり方に何かしらのヒントが隠れているのかもしれない。
そんな風に、対策を変えるタイミングであると思ってみることをおすすめします。
しかし、どのように対策を変えていったら良いのかわからないですよね。
まず、その対策の変化で重要になってくるのは、普段犬にどのような感情を抱いて接しているのか?
これを、飼い主であるあなた自身が知ることです。
ご飯を食べないことで心配になってしまう、あなたの心。
なぜ、わざわざそのような気持ちになる必要があるのか。
考えたことはありますか?
そんな風に考えたことはないという方がほとんどだと思います。
犬が食べない理由を話してくれたとしても、ごはんを食べない犬を見て心配になってしまう気持ちに気づかない限り、この不安は形を変えずそのまま残り、適切な食餌を与えられなくなっていきます。
逆に、飼い主自身が自分の考え方や気持ちの持ち方の癖に気づくだけで、愛犬は突然ご飯を食べるようになるということも起こるのです。
では、自分に問いかけてみましょう。
愛犬が食べてくれたら、なぜ安心するのですか?
愛犬が食べてくれなかったら、何が心配ですか?
この問いの答えは、実は同じです。
一緒に暮らす動物たちに抱く心配事や悩み事は、まず飼い主である自分がどんな生き方や在り方だから生まれるのだろうか?
そこに視点を向けてみることで問題や悩みは解決し、犬からの信頼度も確実にあがっていき、気がついたら健全な食欲が生まれるのです。
今まで、愛犬に向けて問いかけていたことを、自分への問いかけに変えていく習慣を始めていきましょう。