動物も不満な気持ちを持つ
動物と一緒に暮らしていると、豊かな感情を持っているのだろうと感じる場面に遭遇します。
その豊かな感情の中でも、
「不満に思っていること」は、飼い主にとって強い関心があるのではないでしょうか。
では、パートナーアニマルが何か不満を持っているとしたら、どのような気持ちになるでしょうか。
どんなことが不満なのか知って解消してあげたいし、
もしかしたら「不満があったなんて!」と悲しくなってしまうかもしれません。
そんな、当たり前のように不満を抱くとなると
・ストレスになるんじゃないか
・楽しい日常を過ごせなくなるのではないか
・信頼関係が壊れるのではないか
・パートナーアニマルに嫌われるのではないか
など、気になることが出てきます。
しかし、私たちが社会や環境や状況に不満を持つのと同じように、動物たちにも様々な場面においてに不満を持つなど、気持ちは自由に変化していくのが自然で、持っていて良いのです。
それでも、不満を抱いていそうな姿を見てしまえば、よく思われたい・嫌われたくない飼い主は、動物の気持ちを汲むような行動をして現状を変えようと頑張ります。
でも、それは本当に動物たちは望んでいることなのでしょうか。
答えはNoです。
実は、動物が不満を持っていることを知るのは大事なことだからです。
なぜなら、不満という一見ネガティヴな意見の裏に、お互いが大事にしている本質や満たされている状態を知るきっかけになったり、動物たちが望む経験に必要な”願い”が潜んでいることに気付くことができるから。
不満に感じることが分かるおかげで、心地良いものがハッキリとわかります。
これだけの感情を味わうことができ、ネガティブ方向に偏った気持ちを排除しないことによって、どんなことも感じることができる自由を、満喫することができるのです。
そして、その自由を楽しむ姿からは、飼い主であるあなたの姿を感じることができるのではないでしょうか。
動物も人と同じ。
不満を感じることは、自分でもなかなか気づかない心地良さをみつけるための第一歩です。
———————————————
Heart Linkアカデミー
オフィシャルInstagramにて
↓↓↓情報発信中!↓↓↓
https://instagram.com/heartlinkacad